内視鏡検査

Internal endoscope

内視鏡検査とは? What is endoscopy?

内視鏡検査および治療の最大の特徴は、消化管の中を鮮明に観察できることや、外科手術に比べてとても低侵襲に消化管の検査・処置をおこなえることです。動物と飼い主様の負担が少なくすむ「優しい」医療であるといえます。
当院はCCDカメラによるビデオスコープおよびハイビジョン対応のプロセッサー・モニターを導入いたしました。旧来のファイバースコープに比べてより高画質となり、さらに正確な診断・処置が可能です。また、数種類のサイズのスコープを用意し、猫から大型犬まで幅広い対応が可能となっております。

内視鏡検査で
診断できる疾患例
Disease examples

食道から大腸にかけてこのような疾患の診断ができます。

食道: 食道狭窄・食道内異物
胃 : 慢性胃炎・胃ポリープ・胃潰瘍・胃腺癌・胃リンパ腫・胃内異物
小腸: 炎症性腸疾患・消化器型リンパ腫・リンパ管拡張症・小腸腺癌・十二指腸潰瘍・十二指腸内異物
大腸: 炎症性腸疾患・消化器型リンパ腫・大腸腺癌・結腸直腸炎症性ポリープ

など

内視鏡検査のフロー Flow

  1. Step01検査準備

    検査前日の夜ご飯以降は食事を与えずにご来院ください。
    ※午前中にお預かりします。

  2. Step02事前検査

    内視鏡検査は全身麻酔で行いますので、事前に血液検査などを行う必要があります。

  3. Step03内視鏡検査

    実際に内視鏡検査を行います。
    必要があれば生検を行います。

  4. Step04検査後

    検査後は院内にて安静にし、麻酔からの回復を待ちます。
    検査が終わりましたら一度お電話させていただき、検査の結果や麻酔後の様子、帰宅のタイミング等をお伝えします。

  5. Step05帰宅

    麻酔から覚醒し、安定した状態に戻っていることが確認出来れば、当日ご帰宅いただく事が出来ます。
    ※生検(病理検査)をした場合、検査結果は7日〜10日後にご連絡します。