画像診断
Image diagnosis
画像診断について What is image diagnosis?

レントゲンやエコー検査器を使用し、検査・判断していくことを画像診断といいます。
外から見ることができない体の中を、X線や超音波、を用いてみることができるようになり、診断の一助となる検査方法で、病気の早期発見につなげています。
検査機器紹介 Introduction
レントゲン

レントゲン検査とはX線検査ともよばれ、X線を患部に照射し各臓器や組織のX線量の差を可視化することで、身体の内部を画像化するものです。
患部の全体像が把握しやすいため、最初に行う画像診断検査として多くの病院で行われています。これまではレントゲンフィルムに映し出しましたが、近年では、デジタル画像をモニターで確認するものが主流になっています。デジタル画像のメリットは、白黒のコントラストが調整でき、気になる箇所を拡大することができることです。
エコー

エコー検査では、超音波を使用して犬や猫の臓器の形や大きさ、動きなどを白黒のモニターや赤や青のカラードップラーと呼ばれる表示上で確認することのできる検査です。
特徴としては麻酔などをかけることなく、臓器の状態や異変を素早く把握することができます。
さらに、腫瘍や結石などが発見された場合、その組織や尿などを採取して病理検査を行い、より詳しい病態を把握することにも役立ちます。
犬や猫では主に心臓、肺、肝臓、胆嚢、腎臓、膀胱、卵巣、子宮、前立腺、脾臓、十二指腸、副腎、腹腔リンパ節などの臓器を確認することが可能です。