2017/06/01
ミニチュアダックスフンド 9歳 ♂ 去勢済み 7日間下痢が続いている 脱腸した (写真は白黒にして刺激弱めにしています)
突然、「腸が反転してでてきた」とのことでした。 さまざまな原因の可能性をお伝えし、 まずは脱腸の整復を行い、下痢止めを処方することとなりました。
その後、下痢止め内服を飲みながら脱腸は落ち着いたものの、 下痢はスッキリ治らず少量の出血が続いている。 とのことなので、 原因追究のため内視鏡検査をおすすめしました。
無麻酔での直腸内視鏡検査を行ったところ、 肛門から4cm奥にポリープ状の病変を確認しました。 そして、少し病変を採取して検査を行ったところ、 炎症性ポリープ と診断が得られました。
炎症性ポリープは、近年ミニチュアダックスフントの大腸にしばしば観察されます。
・中高齢
・ミニチュアダックスフント・便に血が混じってなかなか治らない
場合は疑うべき疾患です。
その後、下痢止め内服を飲みながら脱腸は落ち着いたものの、 下痢はスッキリ治らず少量の出血が続いている。 とのことなので、 原因追究のため内視鏡検査をおすすめしました。
無麻酔での直腸内視鏡検査を行ったところ、 肛門から4cm奥にポリープ状の病変を確認しました。 そして、少し病変を採取して検査を行ったところ、 炎症性ポリープ と診断が得られました。
炎症性ポリープは、近年ミニチュアダックスフントの大腸にしばしば観察されます。
・中高齢
・ミニチュアダックスフント
場合は疑うべき疾患です。